とある数学科大学生の備忘録

勉強してきたことをなんとなく話すブログ。厳密性は保証できないです。

イメージしろ!正比例なベクトルを!!

はい今回は固有値について話そうかと。

 

定義を確認すると、線形変換について、

 

写像先が元のベクトルのスカラー倍になるとき、

 

そのときのスカラー倍の値を固有値といい、

 

元のベクトルのことを固有ベクトルと呼ぶ

 

という風になっています。

 

要は私達が中学生のときにやった関数y=ax

 

のxとyがベクトルになったバージョンが

 

固有値固有ベクトルの前提の形というわけです。

 

y=axにあてはめると、aが固有値にあたる部分で、

 

xが固有ベクトルにあたる部分となります。

 

注意としては、関数とは違って、

 

固有値固有ベクトルは具体的な値、ベクト

ルになります。

 

まとめると、

「線形変換の中には元のベクトルがとあるベク

 

トルになると、スカラー倍しただけ、つまり

 

元のベクトルから向きが変わらないことがある

 

そのときのスカラー固有値、ベクトルを固有

 

ベクトルと呼ぶことにしよう。」

 

というわけなんですね。

 

短いですが、今回はここまでとします。