形容詞の格変化
形容詞の格変化には3パターンあります。冠詞がないとき、定冠詞があるとき、不定冠詞があるときの3つです。
まず、何も着いていない場合は「だいたい」定冠詞の格変化と同じです。どこが違うかといいますと、男性名詞,中性名詞の2格が"en"になり、中性名詞の1,4格が"es"になります。
つまり、
と言った感じになります。赤で囲っているところが例外の部分です。
次に冠詞が着いた場合の形容詞の格変化について。
この場合定冠詞が格変化をしてくれるので形容詞は大きく語尾が変わりません。お気持ち程度に"e"か"en"をつけるだけです。しかも、ほとんどが"en"で、"e"が着くのは男性1格、女性中性の1,4格です。
つまり、
となります。複数名詞はすべてenになることに注意しましょう。
最後に、不定冠詞が着く場合の形容詞の格変化について。
不定冠詞が着く場合の格変化は、冠詞がない場合と定冠詞がある場合の中間の変化をします。(とはいえ、定冠詞があるときの変化よりです)
男性1格、中性の1,4格は冠詞がついていないときの格変化と同じで、それ以外は定冠詞が着いている場合の格変化と同じになります。
つまり、
となります。赤で囲っているところが何も着いていない方、青で囲っているところが定冠詞が着いている方になります。