ドイツ語はできるだけ2番目に動詞を置きたいと思っています。
英語の場合は動詞の前に助動詞+notを置いて否定文をつくりますが、そうしてしまうと動詞が2番目ではなくなります。
ドイツ語はそれが嫌だと思っています。じゃあ、どこに否定語を置くかというわけです。
そこで、ドイツ語は否定語を極端に文末に置こうとなるわけですね。
文が複雑になると否定語が文末の手前になること(たとえば、助動詞が文にあるようなわく構造を取る場合)もありますが、とにかく後ろに置こうというのが、ドイツ語の否定文の特徴になるわけです。