とある数学科大学生の備忘録

勉強してきたことをなんとなく話すブログ。厳密性は保証できないです。

たまにはドイツ語でも~助動詞編~

たいていの大学には第2外国語なんてものがあって僕はドイツ語選択しているわけなんですが、数学だけじゃなくて語学をやるのもいい気分転換になるかなと

 

 

助動詞一覧

dürfen

「~してよい」という意味です。許可の助動詞ですね。英語でいうとmayに近いかと

ただ、注意なのは否定をとった場合「~してはいけない」という意味になります。英語でいうとmust not というわけですね。

 

人称変化は、一人称単数と二人称単数と三人称単数の時だけ不規則で一人称と三人称のときは"darf"になり、二人称の場合は"st"がついて、"darfst"になります。

 

können

「~できる」という意味です。可能の助動詞ですね。英語でいうとcanですね、発音も似てますし。注意なのは、実は「~かもしれない」というmayの意味もあります。とりあえずcanの方を知っておきましょう。

 

人称変化は、dürfenの時と同じ場合で不規則になります。一人称単数と三人称単数のときは、"kann"になり、二人称単数の時は"kannst"になります。"ö"が"a"に変わって、"en"が抜けてますね。

 

mögen

「~かもしれない」という意味です。また”かもしれない”がでてきましたね。基本的にこっちのほうが使うことが多いかと。

 

人称変化は、一人称単数、二人称単数、三人称単数のとき不規則で、

一人称単数、三人称単数のときは"mag"で、二人称単数のときは"magst"になります。

 

sollen

「~するべきである」という意味です。英語でいうとshouldにあたります。

 

 人称変化の不規則変化は、一人称単数、三人称単数のときは"soll"で、二人称単数のときは"sollst"になります。不定詞から"en"が抜けてると思えばいいかと。

 

müssen

「~しなくてはならない」という意味です。mustとおなじですね。ところで英語のmustには「~に違いない」という意味がありますが、ドイツ語の方にもその意味があります。

注意なのが、否定をとる際"have to"のときの意味になり、「~しなくてよい」となります。「~してはいけない」のほうは"dürfen"の否定をとればできることは先ほど学びました。

 

人称変化の不規則変化は、一人称単数、三人称単数のときは"muss"、二人称単数のときは"musst"になります。

 

wollen

「~するつもりである」という意味が基本です。英語でいう"will"にあたりますが、"will"の根本には意志というがこめられています。なので、そこから派生してwollenを「~したい」と訳すときもあるそうです。

 

人称変化の不規則変化は、一人称単数、三人称単数のときは"will"、二人称単数のときは"willst"になります。

 

möchte

「~したい」という意味です。"want to"ですね。

この助動詞の特徴は人称変化が規則変化であるということです。なので、意味さえ理解できればマスターしたといえるでしょう。

 

人称変化についての補足

助動詞のほとんどは例外的な変化をする場合がありますが、それは、ich du er sie es の場合のみでその変わり方は"en"が抜け1文字変わる(duの時はそれにstをつける)といった感じで共通点が多いので案外覚えやすいかと。(sollenのときは例外でenを抜くだけです)